例えば、子供を育てている主婦が家計の足しにと空いた時間を利用して行える仕事を探す際、どのような仕事を探すでしょうか。簡単な内職からスーパーでのレジ打ちなど、短時間かつ経験が問われない職種から選ぶ人が大半な中、IT技術者を選ぶ人はほとんどいませんでした。
しかし、こうした状況が近年大きく変わりつつあります。経済産業省が企業における業務の多様化を推進している事から、さまざまな仕事でダイバーシティ化が図られるようになり、IT業界においても子育てをしている女性が活躍できる職場が現れるようになってきました。
確かに専門性や専業性が高く、主婦などがなかなか携われないような仕事があるのも事実ですが、一方でそうした人々が簡単にエントリーできるだけの職場環境が整備されてきています。従って、そうしたIT業界で仕事を探すにあたり選択肢が格段に向上してきた事から、探し方にも多様さが生まれるようになりました。
どのくらいの時間、どこで働きたいのかを選定の主軸にして、それに応じてさまざまな方法で仕事を見付けると言った方法が取られるようになってきています。あまり時間を掛けられない場合はwebで成果物を納品できるような仕事を探したり、再就職して職場でしっかり働きたい場合は複数の人材紹介会社やコンサルタントに登録して探すと言ったように、自分が置かれた状況に即した仕事の探し方ができると言う点は、女性にとっても大きなアドバンテージになります。